鈴甲子 雄山

 

今から約100余年前の明治時代、初代「雄山」鈴木甲子八(きねはち)が五月人形の陣道具を営んでおりました。 その後、甲子八は五月人形である甲冑を手がけるようになり、本格的な甲冑作りが始まりました。 根っからの職人であった甲子八は研鑽を積み重ね今の「鈴甲子(すずきね)」の基礎を作りあげました。 時代は、大正、昭和、平成と流れ、甲子八の時代とは比較にならない程の素材や技術が向上しましたが、 甲子八の職人魂は当代にも受け継がれています。 今も昔も親が子を思う気持ちが変わらないのと同じように、 私達も初代「鈴甲子」の教えを守り確かな技術と情熱を持って甲冑作りに精進いたしております。

 

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